Let Me Roll It

ポールはサイケデリックにペイントされたレスポールで、Jimi HendrixのFoxy Ladyをエンディングに付けるのがお約束の流れになっている。貴重なオールド・レスポールをペイントしているということは、ギターも含めてJimi Hendrixに捧げた演奏ということだろうか。ちなみにFoxy Ladyは1967年のリリースになるが、早くから親交のあったポールは65年辺りには聴いていたのではないだろうか?The Wordで突然使われるようになったD7#9はジミの代名詞のようなコードであるし、Drive My CarのコーラスがA7#9b13となっているのもこれから派生したものと思われる。
本編では、ポールがリフを弾く時のハンマリング・オン〜プリング・オフの感じが見られて興味深い。ただし、基本的にはリフはラスティに任せて、ポール自身は低音部のカウンターメロディーや時折ギターソロを弾いている。ボーカルはやや苦しそうなので、ギターを楽しむ曲といったところだろうか。
なお、ブライアンは珍しいエピフォンのベース(『ジャック・キャサディ』のシグネチャー・モデルらしい)を弾いている。