Good Day Sunshine

ミックス違いがあるからと言って、全部が全部、ミスや偶然というわけではなく意図的なものも多いと思う。モノミキシングを先行して行っていた時とは違いこの曲は同日に行っていることからも、モノとステレオという形式に依存するミックス違いが生じたと考えられる。

(左がモノ、右がステレオ)
イントロのシンバル
イントロ部分でシンバルの音量に差があるが、比較してみるとシンバルの音は左から中央に移動しているのが解る。つまりモノは一定の音量で、ステレオはフェードインしているのである。ピアノが鳴っている状態でフェードインしても効果は解りにくいが、ステレオではピアノは左、シンバルは右なのでフェードインに支障はない。それぞれに適したミキシングが行われているとみるべきなのだろう。

エンディングのピアノ
エンディングでやまびこのようなコーラスになる際、ステレオではピアノの音がカットされる。これも、左右中央でコーラスが順番に聴こえる効果を加える際、演奏の持続音が不要だったためのもので、モノには関係のない演出という意図だろう。
なお、当初ベースもカットされているように聴こえたのでピアノとベースが同一トラックと判断していたが、リマスター版での比較ではピアノのみがカットされていてベース音が残っているのがハッキリと解る。ということでベースはドラムスと同一トラックで、ピアノは単独で1トラックを占めているようだ。

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